緑内障について
ブログをご覧くださり大変ありがとうございます。
手術室担当看護師のKです。
今回は、緑内障についてお話したいと思います。
緑内障とは、視神経(視神経は目から脳への光の情報伝達に欠かせない役割を果たしています)が損傷される病気です。
緑内障による視神経の障害は、眼圧(目の硬さ)の上昇によって引き起こされます。
*視神経の障害は、その人によって耐えられる眼圧がことなりますので、眼圧が一般的な数値であっても緑内障になることがあります。
緑内障は進行すると視野が狭くなり、治療が遅れると最悪で失明に繋がることもあります。緑内障は、初期では自覚症状が殆どなく、「見えにくい」「視力が落ちた」など、見え方がおかしいと気付いたときにはかなり進行してしまっていることも少なくありません。一度損傷された視神経は元に戻ることはありませんので、早期に発見してきちんと治療することが大切です。
緑内障の治療法には、目薬、レーザー治療、手術などがあります。目薬は眼圧を下げる効果があり、最初の治療としてよく使われます。レーザー治療や手術は、目薬だけでは効果が不十分な場合や、病状が進行している場合に選択されることが多いです。
緑内障は、中高年の方に起こる代表的な病気のひとつですので症状がない場合でも40歳以上の方は定期的に眼科検診を受けることをおすすめします。
ここまでブログをご覧くださりありがとうございました。
今後も少しでも皆様のお役にたてる情報を発信したいと思いますので、よろしくお願いいたします。