白内障ってどんな病気?
手術室担当看護師kです。ブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回は、白内障についてお話させて頂きます。
白内障とは
水晶体が濁る病気のことです。水晶体は目の中にあって、カメラの中にあるレンズに相当します。年をとるにしたがって、水晶体は少しずつ濁ってきます。これは、年をとるにしたがって髪の毛が少しずつ白くなっていくのに似ています。
正常な眼
白内障の眼
このように白内障になる原因としては加齢が最も多いのですが、その他に外傷(昔、眼を打ったことがあるなど)、放射線(放射線による治療を受けたことがあるなど)、ある種の薬物(ステロイドホルモン剤など)の使用、糖尿病などの疾患も白内障の原因となります。
いつ手術をするか?
白内障は、手遅れにならない限り、いつ手術してもよろしいです。白内障の初期には視力は殆ど悪くなりません。白内障はゆっくりと進行しますがそれに従って、視力はゆっくりと悪くなります。白内障による視力障害のために、あなたの生活や仕事に差し支えが出てきたら、手術を考えましょう。
例えば・・・
●新聞が読みにくい
●掃除がやりにくい
●車の運転が不安になる
白内障の経過中に白内障が緑内障を引き起こしそうになったり、ぶどう膜炎を起こしたりすることがあります。このような時には、手遅れにならないように医師が白内障の手術を積極的に勧めます。このような時期を見逃さないために、白内障になったら信頼できる眼科医を定期的に受診しましょう。
非常に簡単ではございますが、白内障についてお話させていただきました。これからも患者様のお役に立てる情報を提供していきたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。