閃輝性暗点ってどんな病気?

手術室担当看護師kです。ブログをご覧いただき、ありがとうございます。今回は、閃輝性暗点についてお話させて頂きます。

閃輝性暗点とは…突然、頭の中に閃光が光り、視野上に電光の様にギザギザした光の波が四方に広がり、その後真っ暗になる。あるいは視野が極端に狭くなり、しばらくすると治るというものです。

この光は青・赤・紫と色が付いていたり、無色のこともあり、周辺はギザギザしていますが、中心は摺りガラス状で暗く物が見えません。この後10~15%の方に片頭痛が現れることがあります。ただ、症状には個人差があります。眼球の異常ではなく、ストレスがたまり、ホッとした時に症状が出るようです。

【原因】

 脳の視覚中枢(後頭葉)に通っている血管の一時的な痙攣によって血流が不安定となり、その結果起こるのではないかと言われていますが、明らかな原因は不明です。

【治療法】

 「閃輝性暗点」や「片頭痛」は心配な病気ではありませんが、まれに脳腫瘍などで起こることもあるので症状が出ることもあるので注意が必要です。

非常に簡単ではございますが、閃輝性暗点についてお話させていただきました。この三好眼科ブログも、始めて約1年経ちました。これまで読んで頂いた方々に感謝を申し上げると共に、来年も引き続き、この三好眼科ブログで患者様のお役に立てる情報を提供していきたいと思いますので、来年も宜しくお願い致します。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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