ICL手術

ICL手術とは

ICL(Implantable Collamer Lens:眼内コンタクトレンズ)手術とは、眼の中に人工のレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正し、裸眼での視力を回復させる屈折矯正手術です。また、眼にかかる負担が少ないため日帰り手術が可能です。

ICLは2002年に臨床治験が開始され、2010年には厚生労働省の承認を受けました。そして、現在では中心に0.36mmの小さな孔を設けた「Hole ICL(KS-AquaPORT)」が開発されたことで、白内障などの合併症リスクが低下し、安全性の高い手術となっています。

現在では、ICL手術は世界80か国以上で承認されており、世界的にみてもスタンダードな手術となっています。

ICL手術を安心して受けていただくために

・専門の医師・スタッフによる丁寧なカウンセリング

・充実した医療検査機器による正確な診断

・ICL認定医が手術を行います

>>ICL認定について詳しくはこちら(外部リンク)

EVO ICLについて

当院では、EVO ICLを使用しています。EVO ICLは、歴史が古くSTAAR 社によって開発された後房型の有水晶体眼内レンズです。2014年には光学部中央に孔のあいたHole ICL(KS-AquaPORT®)が承認され白内障などの合併症のリスクが軽減されました。また、2016年にはレンズモデルの改良がされ、光学部径が大きくなったことで、まぶしさ(グレア・ハロー)の軽減が期待出来ます。現在、世界で80カ国以上の使用実績があり累計300万眼以上に使用され、世界的スタンダードになっています。EVO ICLは、術後早期から屈折が安定し、かつ術後長期に渡り安定した屈折値が報告されています。素材は、非常に生体適合性の高い素材である、「コラマー(Collamer):HEMAとコラーゲンの共重合体素材」で作られています。目の中に入れるレンズは、ソフトコンタクトレンズのような柔らかい 無色透明の素材で、紫外線をカットする機能もあります。また、半永久的に使用可能です。

>>詳しくはこちら(外部リンク)

ICLのメリット

裸眼視力の回復効果が高い

万が一術後に見え方への不満や合併症が生じた場合でも、ICLを取り出して元の状態に戻すことができる

強度の近視や乱視にも対応できる

安全性の高い手術

裸眼で見えるので、災害時への備えになる

ICLに向いていない人

眼の中にICLの入るスペースのない方(虹彩と水晶体のスペースの狭い人)

格闘技などで、眼に強い衝撃を受ける可能性のある方

眼に病気のある方(緑内障、糖尿病など)

20歳未満の方、40歳以上の方

手術方法/手術当日までの流れ

手術方法

手術時間は、片眼15分程度です。また、手術での切開創が約3㎜と大変小さいため、目にかかる負担が少なく、日帰り手術が可能です。

適応検査・カウンセリングから手術までの流れ

1:適応検査およびカウンセリング
患者様の眼の状態やご希望を確認し、ICL手術が適しているかを専門の医師が判断します。

ICL手術の適応がある場合、カウンセリングを行います。

2:手術前の検査
手術前の検査は2日間に分けて行います。
・1日目:多数の検査を実施するため、所要時間は半日程度かかります。
・2日目:視力検査のみを行います。

3:ICL手術
手術は両眼同日に行います。

手術費用

 乱視矯正なし 片眼330,000円(税込) 
  乱視矯正あり 片眼385,000円(税込)

手術前の適応検査および診察料、ならびに手術後6か月間の定期検診料が含まれています。また、手術後3年間は、片眼ごとに1回までICLの無料交換が可能です。

お問い合わせ

医療法人節和会 三好眼科

午前/8:30~12:00
午後/15:00~17:00

日曜日・祝祭日は休診

TEL:084-927-2222

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