朝礼で発表しました!~眼内レンズ計算式について~

はじめまして、視能訓練士のMです。

三好眼科では、毎週月曜日の7時30分から8時まで全体朝礼を行っています。

毎回、院長/事務長のお話と職員のスライド発表を行っています。今回(1月23日)は、先生のご厚意もあり私が発表しました。 先生、ありがとうございます。

私の発表内容は、「眼内レンズ計算式」についてです。

眼内レンズ(人工のレンズ)とは、白内障手術*1の際に使用される機器の一つで、手術後の見え方に最も影響を与える機器です。

眼内レンズの度数を調整することで、手術後に裸眼で一番見たい距離にピントを合わせることができます。例えば、運転をしたい場合は遠距離に、テレビが見たい場合は中間距離に、読書をしたい場合は近距離にピントを合わせます。

(*1:白内障手術とは、濁った水晶体を取り出して、代わりとなる眼内レンズを移植する手術のことです。)

眼内レンズの度数を計算するときに使用するのが「眼内レンズ計算式」です。

眼内レンズ計算式は歴史も古く、数多くの計算式があります。

今回は、Barrett Universal Ⅱという急速に普及が広まっている計算式について発表しました。 Barrett UniversalⅡは、従来の計算式(SRK/T式)に比べて、精度の高い計算式だと言われています。特に強度近視眼で精度が高いといった報告が多いです。しかし、遠視眼では他の計算式の方が、精度が高いといった報告もありますので、三好眼科では様々な計算式を併用して眼内レンズ度数を決めています。

三好眼科スタッフは、常に最新で最善の医療を患者様にご提供できるよう、日々勉強を重ねています。今後も患者様に信頼していただける三好眼科であれるよう努めて参ります。