目薬の扱い方・・・間違っていませんか!? ~正しい点眼方法~

手術室担当看護師kです。

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は正しい目薬の扱い方について、お話しさせて頂きます。

実は、間違った点眼方法で目薬を使用されている方は意外と多いです。

正しい点眼方法で目薬を使用しないと治療効果が十分に得られないばかりか、目の状態が悪化することも稀にあります。

以下によくある間違った点眼方法を書きました。ご自身に当てはまっていないかチェックしてみて下さい。

容器の先を目尻につけて点眼している・・・点眼液が汚染される原因となります

点眼後に目をパチパチしている・・・瞬きにより目から鼻へお薬が流れ出てしまいます

目のまわりに落ちた点眼液を流し込んでいる・・・汚れや花粉、細菌などの目のまわりの異物もめに入ってしまいます

何滴も差している・・・1滴以上入れても目からあふれてしまうだけで効果は変わりません。

<正しい点眼方法>

画像1に正しい点眼方法が書かれています。画像を参照に正しい点眼方法を身につけましょう。

当院では、動画を用いて、正しい点眼が行えるように指導も行っています。

画像1:参天製薬社 資料

目薬の保管については以下の方法で保管するようにしましょう。

●点眼後はしっかりキャップを閉め、点眼袋などに入れて

清潔に保管しましょう。

●直射日光は避け、なるべく涼しいところに保管しましょう。

●小さいお子様の手の届かないところに保管して下さい。

●防虫剤や湿布薬の近くに点眼薬を置かないようにしましょう。

●油性ペンで点眼容器に直接記入しないようにしましょう(揮発成分が点眼容器を通って点眼液に溶け込むことがあります)。

点眼時の注意事項ですが、画像2を参考にして頂き正しいお取り扱いをお願いします。

画像2:参天製薬社 資料

非常に簡単ではございますが、目薬の取り扱い方についてご説明させて頂きました。

これからも患者様のお役にたてる情報を提供していきたいと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です